麻雀の入り口はいくつかあります。
例えば友人に誘われて、あるいはネット麻雀から始める人、ボードゲームから派生して麻雀を始める人、会社の付き合いで始める人など色々です。
その中の一つとして、脱衣マージャンから麻雀に入るという選択肢がかつては存在したそうです。
昔はゲームセンターやゲーム喫茶に行けばほぼ脱衣マージャン用の台があり、脱衣マージャンをしながら麻雀のルールを覚え、そこからリアルな麻雀に嵌る人も多かったとのこと。
今日は、そんな脱衣麻雀(だついまーじゃん)について学んでいきましょう。
目次
脱衣マージャンとは何か?点棒の代わりに服を使う2人麻雀ゲームです。
まずは脱衣マージャンについて簡単に説明いたします。
脱衣麻雀とは、その名の通り衣服を脱ぐ麻雀です。
そんなの犯罪では??
と思う方もいるかもしれませんが、リアルでプレイする人はあまりおらず、主にゲームや動画の中でプレイされることが多かったそうです。
アーケードゲームやタレント同士の麻雀、あるいはアダルト業界など様々な分野で流行っていました。
昔は今ほど公序良俗にうるさくなかったので、エリアを分けずにゲームセンターのアーケードゲームコーナーとかに、脱衣麻雀の台がおいてあったみたいです。
また、脱衣マージャンは基本的には2人麻雀であり、プレイヤーとCPUの1対1バトルとなるのも特徴です。
現代までの脱衣マージャンの歴史は『脱衣麻雀文化研究概論』に書かれている
脱衣マージャンは初めは猛威を振るっていたんですが、現代では廃れ気味、というのが正直なところ。
にもかかわらず、この脱衣麻雀が衰退した現代において、『脱衣麻雀文化研究概論』という本が発売されました。
なんでいまここで??
と自分なんかは思ってしまったのですが、2018年2月には任天堂Switchでまさかの脱衣マージャンゲーム『対戦ホットギミック』がリリースされたみたいで、もしかしたら自分が知らない間に脱衣麻雀のブームがリバイバルしているのかもしれません。
で、脱衣マージャンが廃れ始めて日の目を見なくなってから現代にいたるまでの歴史を書いたのが、この『脱衣麻雀文化研究概論』という本ですが、この本はかなり内容が濃いです。
本書を読むと、一口に脱衣マージャンといっても、下着や職業を選べるタイプ、RPG風のもの、劇画タッチのものなどの種類があったことに驚かされます。
また、タイマー制からクレジットベット制の開発など、制度上の改革も色々あったのだなというのも知ることができたりします。
著者は、タモリ俱楽部で脱衣麻雀の解説を行ったこともあるというみぐぞう氏。
脱衣マージャンへの愛と知識が半端ないです。
ゲームセンターでの、「あと1枚という場面でのギャラリーとの一体感なども非常に魅力だった」と著者は言います。
本書には、これでもかというほどに脱衣麻雀のタイトルが紹介されており、なんでこの脱衣麻雀がほぼ滅びた時代に出版されたのかは不明ですが、読むと結構面白いです。
またほかにも本書では著者自身の経験をもとに「立直をかけるとコンピュータのレベルが上がるからダマで押す」とかそういう過去の脱衣マージャンのノウハウを知ることができます。
脱衣マージャンは日本で開発されたゲームで、日本物産の発明らしいですね。それもあってか、脱衣麻雀界のメーカーというと、ダイナックスと日本物産が2大メーカーだそうですね。全く知らなかったです。
この本を機に脱衣麻雀ブームが再燃したりしたら面白いなと思いました。
脱衣マージャンについての雑学
ここから先は、自分が知っている脱衣麻雀についての情報をだらだらと書いていきます。
雑学的な情報とか、どうでもいい妄想とかが繰り広げられるのでお時間ある方はお付き合いください。
リアル脱衣麻雀にオススメの方法
ここまで主にアーケードゲームとしてのバーチャルな脱衣マージャンについて解説してきました。
しかし、バーチャルな脱衣マージャンではなく、実際に牌をもってリアルなプレイをしてみたいという人もいるかと思います。
ここからはリアル脱衣マージャンについてお話ししたいと思います。
リアル脱衣マージャンをしたいと考えている人はまず、リアル脱衣マージャンは金銭を賭ける賭けマージャン以上に規制の厳しい業界であるということを知っておきましょう。
当然ですが、雀荘でいきなり脱ぎだせばつまみ出されますし、相手を無理やり脱がせたとなれば逮捕の危険性もあり得ます。
しかし、そもそも違法なのかという話になれば、「公序良俗に反しない範囲において違法ではない」そうです。(ヤフー知恵袋より)
つまり、服を脱がせても、服や身体を脱がせるという行為は金品ではないため、賭博罪も適用されない模様。
なので、適切な場所と方法で行えば脱衣マージャンは可能です。
季節は風邪をひかないような気候で、場所は麻雀を打っていてもおかしくなく、かつ服を脱いでもおかしくない場所に限られます。
具体的にはビーチとかホテルとかですね。
次に面子ですが、重要なのは両者の合意があること。脱ぎたがりのマッチョ勢とかで卓を囲むのもオススメですね。
その辺の話は以下の記事にまとめたのでよければ参考にしてください。
Youtuberらによる逆転の発想の着衣麻雀
あと、リアル対局ついでにもう一つ思い出したのですが、脱衣マージャンならぬ着衣麻雀というアイデアを毎年行っている人もいるそうです。
これは、年末の寒い時期に、敢えてパンツ一枚とかの薄着からスタートして勝つと服を着る権利を得たり、逆に振り込んだら窓に身体をくっつけさせられたりという罰ゲームがあるというゲームで、まさにどMゲーです(笑)。
以下の一冊『ゲーム実況の中の人』という本の中で、言及されていたゲームとなります。
プレイヤーはゲーム実況をする中の人(製作者)たち。今で言うユーチューバーのような人たちですね。
かなり体張った芸がいくつも書かれているので、ユーチューバーとか人気者を目指したい人は読んでみると面白いかもしれません。
古きよき動画配信者の実力を知ることができます。
脱衣麻雀の服装はどうすべきか?
最後に脱衣麻雀を行う際の服装ですが、これはただ枚数が多ければいいというわけでもありません。
例えば枚数の多い服装として有名なのは平安時代の貴族が着ていた「十二単」というやつですが、これだと袖がひっかかってチョンボリスクが高まり、最適ではありません。
袖がなく、かつ枚数が多いのが良い衣装です。
終わりに。脱衣マージャンはまだ火が消えていない!
ここまで脱衣麻雀についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
脱衣マージャンは最近では下火なのかなと思っていたのですが、今現在でもGoogleの検索キーワードとしてはわりと検索されています。
月2万回くらいです。これはなんと「麻雀牌」というキーワードと同じくらいのボリュームです。
びっくりですね!
実はまだまだリバイバルの可能性を秘めている、それが脱衣マージャン!なのかなと思いました。
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