マツオカさんが新卓を開発したそうです。
名前はリトロボ。
デジタル式の全自動麻雀卓のようです。
大阪まで訪問して実機を見てきたので、詳しく解説します!
マツオカの山下社長に聞いたところ、制作がレディオシステム(マツオカグループ)で、マツオカ本社のリトロボとささき商事さんのBEATは姉妹機種(大体同じ)だそうです。なるほど!
動画も作りました!↓
目次
リトロボとは?デジタル式で業務用にも耐えるマツオカ卓
まずは概要を紹介します。雀サクッのくすさんの投稿が出元。
点棒レスの新台リトロボ✨
なんと165000円
業務用でも使用可能な台だそうで大阪のマツオカさんが開発😆 pic.twitter.com/9wDxgokaTF
— くす@雀サクッ (@mahjongoo) February 12, 2025
その投稿を見る限りでは、デジテンボウっぽいデジタル点棒が四角めの家庭用卓っぽいフォルムのについてますね。
あとは中国系の卓でよくある感じの積んである枚数がカウントされる機能がついています。
値段は165,000円だそうです。
業務用にも耐えられる作りということで中も気になりますね。
マツオカさんは製造部門は主にレディオシステム社が担っている感じなので、今回もレディオシステム社製なのかなと思います。(レディオ社作でした)
レディオさんのこれまでの作で言うと、
- Eager2(枠)
- ステラDT・ET(卓)
などがあります。
Eager2↓
ステラ↓
>>全自動麻雀枠製造会社レディオシステムとは?マツオカグループの製造会社を紹介
リトロボの機能まとめ。詳細レビュー編
ではここからは実際に見せてもらってきたときの体験談とかを書いていきます。
細かい部分が色々進化してました。
リーチ棒のLEDランプ
リーチをした際、リーチ棒が手元だけでなく中央にも表示されます。
仮想リーチ棒ということですね。
ほかのデジタル点棒卓では見たことのない機能なので、新しいなと思いました。
静音設計
デジタル以外の部分では静音設計にも自信ありだそうです。
まず山積みは家庭用で一般的なベルト方式なので、元々そんなにうるさくないのですが、さらに以下の工夫がなされています。
傘にバウンドさせて落下時の音を消音するやつ↓
混ぜてる時に跳ね上がってガシャ!ってなるのを防止する消音マット↓
実際の音は動画の方で見ていただければと思います。かなり静かでした。
(動画は後日公開予定)
罰符支払い機能
あとこれも珍しい機能なのですが、罰符支払い機能が追加されました。
誤発声などで1,000点供託するときのやつですね。
これが大体のデジタル卓だと、1,000点を別途支払い処理するしかなかった(リーチボタンは局に1回しかできないため)のですが、リトロボは点数を入力して罰符支払いを押すと、その点数分を供託できます。
なので誤ポン、誤チーだけでなく、チョンボなども行えます。
この辺もアナログ点棒卓に近い動きになっていて良いですね。
500点棒
デジテンボウ2からの新機能で500点棒が追加されています。
3900などの支払いも楽々。
あと、ボタンの反応速度(連打時の応答)がめちゃくちゃ速かったです。
足について(強化ガラス製・折りたたみも可能)
足は角足っぽい感じですが、よく見ると強化ガラス製です。
インテリアとしても映えますが、割れたりはしないそうです。
あと折りたたみも可能。
卓サイズ小さめ(特に内寸)
卓サイズについては内寸が小さめ(67cm程度)なのが特徴だそうです。
(外寸は点数表示もあるので普通くらいだが、中が小さいので手が届きやすいそう)
あと山の出る位置も前めなので確かに対面までも手が届きやすいなという感覚でした。
点棒リセットは2人で行う
半荘ごとの点数リセットは1人がリセットを申請し、ほかの1人が承認すると元に戻ります。
勝手にリセットされないようにする工夫ですね。
もちろんアナログ点棒に比べると爆速です。
桁の多い点数表示のスクロール
桁が多い場合の表示はスクロールになります。
これで安心して10万点持ちになれますね!
リトロボを他の全自動麻雀卓と比較
リトロボと他のデジタル卓を比較してみましょう。
値段
まずはお値段です。
デジタル点棒方式としては
- AMOSJP-DGが198,000円
- MJ-REV Smartが164,800円
- 一宮サイクルが98,000円
なので真ん中くらいですね。(MJ-REVO smartと同じくらい)
機能
機能としては、山の枚数カウントが特徴となります。
ただこの機能は一宮サイクルの卓にもついています。
一宮サイクルの卓↓
>>【自転車屋発!?】一宮サイクルの全自動麻雀卓レビュー!千葉の外房まで見せてもらってきた!
その他の設定(サンマ機能等)は不明。(分かり次第追記します)
UI
ボタンのUI面としては、デジテンボウ2っぽい感じですね。
2022年に発売されたステラDTが同じくマツオカグループのレディオシステム社の作なので、そこを踏襲しているようです。
>>ステラDTをレビュー!自動配牌の家庭用卓がついに出た!?
AMOSJP-DGなどと比べると、UI面ではボタン多めでなんでもできる感じかなと思います。
ステラDTのパネル↓
>>ステラDTをレビュー!自動配牌の家庭用卓がついに出た!?【レディオシステム社2022年新作PR】
AMOSJP-DGのパネル↓
>>アモス系初のデジタル点棒派「AMOSJP-DG」の製品レビュー。実際に試してみた
その他にもいろいろあるよ↓
【次世代を行く!】デジタル点棒(点棒レス)方式の全自動麻雀卓おすすめまとめ
めっちゃ似てる卓、ささき商事社のBeatは姉妹機種
ちなみにほぼ同時期に埼玉にあるささき商事さんから新機種「Beat」が発表されました。
🌸新たなご家庭用麻雀卓が登場🌸
その名も
✨『BEAT(ビート)』✨なんとこの台、点棒レスで点数のやり取りはボタンのみで完結‼️
そんな最新台、価格は
✨《¥165000(税込)》✨この機会にBEATで点棒の無いスムーズな新体験をしてみませんか⁉️https://t.co/iIdtkUWB1A…#麻雀#全自動麻雀卓 pic.twitter.com/QBPQR1d69y
— 麻雀卓のささき (@mahjong_sasaki) February 14, 2025
Beatというと、かつての麻雀卓の枠「ビートシステム」を彷彿とさせますね。
ちなみにこれについては、リトロボの姉妹機種ということで、性能等についてはほぼ同じだそうです。
マツオカさんは守備範囲が近畿圏、ささき商事さんは関東圏なので、お近くの方から購入されるとサポート等でよいのではないでしょうか。
終わりに
以上がリトロボの紹介でした。
正直まだあまりわかっていないのですが、実際に見る機会があったら追記していこうと思います。
デジタル点棒卓がたくさん出てて良いですね。電気自動車とかでステラ(麻雀卓じゃない方)がやってた作戦ですが、まずはみんなでデジタル点棒卓という市場を作るところから始めるのは良いやり方かなと思いました。
ではまた、良い麻雀ライフを。
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