両面落としになるパターン(理由)を10個ほどまとめました。だいたいこのどれかが多いので、読みの参考にしてください。
目次
両面ターツを落とすの基礎
まず概論として、両面ターツは非常に強い形なので普通に手を進めている場合、手出しで落ちることはほぼありません。
両面待ちは一番強い↓
にも関わらずそれが切られたということは何か理由があるはずで、そこを読むことで手を推測することができます。
で、その理由とは?が次項。
両面ターツを落とす理由10選
両面落としの理由をまとめました。
ターツオーバー
まずはシンプルにターツオーバーの形です。
両面が5つあるとかそんなやつですね。
ただ両面ターツが落ちてくるということは基本的には両面待ち以上の待ちがあることが多いです。
ダブルターツ
ターツオーバーの中でも、5566のようなダブルターツは受けがかぶるので落とされがちです。
また、2356のような2度受けも、同様に一部の待ちが被るため、別のターツが残されがちです。
スライド
続いてはスライドです。
234となっていて、5を引いたら2を切りますね。そしてその後に6を引いたら3を切って、まるで23の両面ターツを落としたように見える。
そんなやつです。
両面ターツ以外でも急に外側の孤立牌(123789)が出てくるなどもスライド率が高いです。
空切り
45ともっていて4を引いたので4を手出し、次に5をもってきて5を手出しみたいなやつです。
ターツ位置を見せたくなくてツモ切りを選択する人もいますが、逆にその辺はなさそうと思わせたくて空切りを多用する人もいます。
あと赤5は入れ替わることが多いので4ツモ切り、5手出しとかだと赤5入れ替わりかな?みたいになる。
七対子移行
4対子くらいで七対子に決め打ちをすると、両面ターツは不要になります。むしろ456のパイなどは2筋にかかるのでできるだけ早く切りたくなります。
なので、唐突に45と出てきたようなケースは七対子移行が疑えます。
特に危険なパイ、残り枚数が少ないパイから優先して出てくると七対子っぽい。
トイトイ移行
ターツオーバーの派生形でトイトイに移行するために両面ターツの方を落とすケースもあります。
その場合、大体のケースで1、9、字牌など鳴きやすい部分が残っていることが多いです。
染め移行
混一色や清一色に向かうために、両面ターツを落とすケースもあります。
こちらについては、初めから決め打ちして切るパターンと、浮かせておいた数パイ等にくっついてターツができたことで移行するパターンがあります。
後者の場合はぱっと見でそこまで染めっぽくないことも多いので、両面落としたら染めもあるかも?くらいに思っておくとよい。
タンヤオ移行
23、78などが落ちてくるパターンでは、タンヤオを確定させるために不安定なターツを落としているケースがあります。
2368などでも68の方が残るケースもあり。
リャンカン
同じくタンヤオ、または場況によって、2357、3468などの形から23または34と両面が落ちてくるケースもあります。
少し間があいて、2・・・3というように落ちた場合は、このパターンが多いかも。
ヘッドレス単騎ころころ
一向聴でヘッドレス両面両面のパターンでは、先にメンツができると、単騎待ちになります。
これを嫌って戻す人も中にはいますが、大抵のケースでは単騎をいったん取ったあと、次に引いてきたパイに単騎を切り替えます。
すると、両面を落としたように見えます。
2鳴き、3鳴きで手が短いところからさらに両面待ちが落ちてきたケースは大体これ。
落ちてきた牌よりも条件の良い単騎、またはノベタンを警戒します。
アンコ+1からのアンコ固定
7778+両面両面(ヘッドレス)のようなケースで、アンコを固定して8を切ることはままあります。
その後、どちらかのターツがメンツになったら、アンコを1枚切って87のような切り順になります。
ミス(ツモ切り)
シンプルに孤立牌を切って、その隣を引いてくるようなケース。ツモ切りになりがちなのでそこだけチェック。
孤立牌をめっちゃ切る人ってたまにいて、これになりがち。
終わりに
以上が両面落としのよくあるケース10選でした。
体系化しておくと、読みのスピードが早まるのでおすすめです。
両面を落とす手は特に早くて高いことが多いので注意していきましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを。
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