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麻雀AIの一覧とおすすめ!NAGA、MAKAだけじゃない

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天鳳鉄つよの麻雀AIとして、爆打、SuperPhenix、NAGA、Mortal、LuckyJについて紹介していきます。

よろしくお願いいたします。

最新情報

  • 2025.3.9 麻雀AI「極」を追加
  • 2025.2.23 雀魂の牌譜解析AI「MAKA」ベータ版が発表(2.26〜)
  • 2023.7.18 KIRINを追記
  • 2023.5.30 LuckyJを追記
  • 2022.8.19 Mortalを追記
この記事の著者
たkる

麻雀用品レビューブロガー

たkる

プロフィール

麻雀グッズが好きすぎて麻雀用品サイトを作りました。麻雀グッズをさらに広める活動をしています。
麻雀牌、マット、卓の用品レビュー、本、漫画、グッズの関連商品も詳しいです。用品選びに迷ったらなんでも聞いてください
麻雀雑誌『麻雀界』連載中。(2022/04〜)
プロフィール詳細

麻雀AIの基礎知識!群雄割拠の時代へ

まずは簡単に麻雀AIの状況を。

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そもそも麻雀にAIってあるの?と思うかもですが、実はけっこう色々来ています

天鳳最高九段を達成した「爆打(ばくうち)」を皮切りに、天鳳十段に到達した「Super Phoenix」、天鳳八段の「NAGA」など、鳳凰卓レベルの打ち手が色々いて、まさに群雄割拠。

天鳳の規定により鳳凰卓には入れないものの、特上卓でブイブイ言わせています。(※天鳳はAIを事前に申請する必要があります)

以下では、その麻雀AIについて主なものをそれぞれ紹介していきます。

鉄つよ麻雀AIおすすめまとめ(一覧)

続いては鉄つよの麻雀AIをまとめていきます。

紹介するのは以下。

  • 天鳳九段「爆打(ばくうち)」
  • 天鳳十段「Suphx (Super Phoenix)」
  • 天鳳十段「NAGA」(2021.7.29更新)
  • 天鳳xx段「Mortal」(Acochanの後継・2022.8.19追記)
  • 天鳳十段「LuckyJ」(2023.5.30追記)
  • 天鳳七段「極」(2025.3.8追記

では、それぞれ見ていきましょう。

天鳳九段「爆打(ばくうち)」

まずは東大の研究室で開発された麻雀AI「爆打」です。

麻雀AIの中ではもっとも早く天鳳に参入してきたAIで、『AI麻雀戦術』という本も出版されているので、知っているという人も多いのではないでしょうか。

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麻雀AI爆打が天鳳九段の人工知能だったことを知れる本ポーカーなどの世界ではオンラインポーカーをAIが荒らしているようなケースも数多く報告されており、AIはすでに人間のトッププレイヤーの実力...

爆打ちについては論文とかもしっかり公開されていて、他の麻雀AIの下になっている始まりのAIです。

制作者が多忙のため最近はあんまり打っていないみたいですね。

 

天鳳十段「Suphx (Super Phoenix)」

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続いては天鳳十段を達成した「Suphx (Super Phoenix)」です。

3つの麻雀AIの中ではもっとも新しく2019年6月に十段を達成した模様。

一か月1000試合くらいのハイペースで対局中。

で、作成者は長らく謎だったんですが、2019年8月29日に、MicrosoftResearchAsiaの作だと公開されました!

Suphxについては、天鳳位のお知らせさんがその打牌を解析した本も出ました。

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レビューも書きました↓

天鳳十段「NAGA」

naga

最後は天鳳十段を達成した「NAGA(ナーガ)」です。

DMVで開発され、天鳳の牌譜を深層学習した麻雀AIとして知られています。開発者はドワンゴの機械学習や画像処理・CGの研究とその応用を行なっているチームみたいですね。

たkる
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NAGAが無料で打牌を解析してくれる大会が天鳳にて開催!2020年8月10日〜17日あたりだそうです。

出てみた↓

その後、有料で一般開放がなされ、2023年現在、天鳳ではNAGAを呼び出したり、自分の打牌を解析できるようになっています。

たkる
たkる
最近の強い人は大体みんなNAGAを使っている。

無料で使える+雀魂の牌譜検討が可能な「Mortal」

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4つ目はMortalです。こちらは元々あったAcochanというAIの後継機です。

特徴としては

  • 雀魂の牌譜検討(レビュー)が可能
  • 天鳳個室に無料で呼び出せる(全体で12体まで)

という点。初中級者が自分の打牌を直すのにはうってつけですね。

自分も試してみたので使い方とか詳しい話は以下をどうぞ。

mortal-top
最新の無料麻雀AI「Mortal」とは?使い方と使ってみた感想レビュー(Akochanの後継)本記事では、2022年8月現在、麻雀系タイムラインで話題の麻雀AI「Mortal」を解説します。 元々AkochanというAIがあ...

LuckyJ(2023年十段に)

最後はLuckyJです。

こちらは海外製の麻雀AIのようで、九段を高速で駆け上がり、十段を達成しました。

開発者のTwitter↓

テンセントグループっぽいです。

LuckyJ is a mahjong AI developed by Tencent AI Lab
Please contact us via luckyjongservice@gmail.com

引用元:https://twitter.com/LuckyJ1443836

みんな曰く、打ち筋の特徴としては、

  • 微妙な手を直線的(受け入れ最大にして)に進めない
  • 早そうな人をかなり意識してくる
  • 多井隆晴っぽい

みたいな感じだそうです。(守備寄り?)

Maru-Janにも麻雀AI「KIRIN」が出た!

Maru-Janという麻雀ゲームでも2023/7/18にKIRINという麻雀AIによる解析サービスがスタートしました。

平均順位2.3以下の超トッププレイヤーの7,000万局を学習に用いたそうで強いと思われ。

ただ解析サービスにおいては、ゼンツの選択肢を示してきます。

(そのうち治るかも?)

Maru-Janに搭載の新麻雀AI「KIRIN」とは?使い方や特徴を解説!2023年7月18日にリリースされたMaru-Janの新機能・麻雀AI「KIRIN」を試して見ました。 1半荘あたり20円ほどで解...

>>Maru-Janに搭載された麻雀AI「KIRIN」とは?使い方や特徴を解説!

雀魂の牌譜解析AI「MAKA」

雀魂の牌譜解析AI「MAKA」が2025年2月に発表されました。

1日5回まで利用可能で、最初の導入は4人麻雀のみだそうです。

(サンマも開発中らしい)

分析できる牌譜の範囲:2025年2月26日メンテナンス後に新しく生成された、自分が参加している段位戦の「四人東」および「四人南」の対局です。

2. 主な機能: 「MAKA」ベータ版は選ばれた対局の牌譜を分析し、対局への評価およびアドバイスを提示します。

3. 使用可能回数:
-すべてのプレイヤーは、毎日5回まで分析できます。
-開運御守が有効中のプレイヤーは、さらに毎日15回多く、計20回まで分析できます。

引用元:https://mahjongsoul.com/news/254

使い方は牌譜のところから行うらしい。NAGAみたいな感じですかね。期待。

詳細↓

雀魂の牌譜解析AI「MAKA」が登場!使い方と解説レビューをしていくオンライン麻雀「雀魂」にAI牌譜ビュアーがついたということで早速使ってみました。 NAGAをより初心者向けでわかりやすくしたような...

>>雀魂の牌譜解析AI「MAKA」が登場!使い方と解説レビューをしていく

天鳳七段「極」(2025.3.8追記)

麻雀AI牌譜サービスとして売り出し中の麻雀AI「極」についても、天鳳七段を達成との表記がありました。

どんどん出ますね。

参考:麻雀AI「極」

麻雀AI「極」の使い方まとめました↓

【レビュー】「麻雀AI極 牌譜解析サービス」を使ってみた!2025年、新たな麻雀AIサービスが出てきました。その名も「麻雀AI極」。 牌譜解析サービスがあるということで使ってみました。めっ...

>>【レビュー】「麻雀AI極 牌譜解析サービス」を使ってみた!

麻雀AI爆打ちのPCソフトが一般発売されている

そして、ついに麻雀AIの一つ爆打ちが発売されるみたいです。

Windows用のソフトで自身の打牌を爆打ちで解析できる機能があるとのこと。

詳しくはこちら。

bakuda-uridashi
【朗報】AI麻雀「爆打」一般発売される!自宅でできる統計麻雀麻雀AIの最高峰といえば爆打ですね。 昼夜問わず打ち続けられるスタミナ、統計学を駆使した打牌選択などにより、天鳳9段の高段位を獲得...

あとはNAGAも天鳳と連携し、有料で呼び出し可能となっています。

(Mortalも天鳳無料で行けます。個数に制限がありますが)

麻雀AIアカウントの天鳳参入ルール!事前申請が必要で特上卓まで

ちなみにAIアカウントで天鳳に入るには、(上級卓以上で?)申請がいるみたいです。

申請すると、いくつか条件もあるみたいですが、特上卓までは許可されることが多い模様。

麻雀AIのさらなる発展により起こり得ること

麻雀AIは今のところ(2024年現在)GUIで使えるものはあまりなく、基本的にはプログラムを書いて動かす必要があります。

なので、AIに代打ちをしてもらうことはできないわけですが、技術的にGUIにすることは可能です。

もしそれができると、例えば天鳳や雀魂の高段位者が実は裏でAIでカンニングしてました!みたいになることもありえます。

実際、将棋や囲碁などはそんな展開もあって、プロが失格になったりもしています。

現状AIを見分ける方法は速すぎる打牌選択、長すぎる対局時間などですが、GUIでやられるとこれは判別不可になります。

そうなってくると、ネット段位の信憑性が揺らぐ・・みたいなことも数年以内に起きてしまうかもしれません。

(そしたら、プロ雀士みたいにリアルで厳かに打つ段位団体とかできそうですね)

終わりに!麻雀AIは発展している・・・

ここまで麻雀AIについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

麻雀AIは今後もますます発展していくことが予測される分野です。

是非今のうちにチェックしておきましょう。

ではまた。良い麻雀ライフを!

https://mahjong-item.jp/future-game/

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